天才に1億円支払う!?
何ともキャッチーで衝撃的なうたい文句ですよね。
4月2日に衣料通販サイト「ZOZOダウン」を運営するスタートトゥデイの社長・前澤友作さんがツイッターにつぶやき話題となりましたよね。
7人の天才と50人の逸材求む。天才には1億円払う
海外ではよく聞くけど、今後こういう動きが日本で広がるのかな?
4月1日に出来たスタートトゥデイの子会社「スタートトゥデイテクノロジーズ」で求人募集
求める人材は
・保有するビックデータの活用や技術革新を進めるための人工知能やロボット工学が専門の博士、研究員など
4月18日まで募集
国内海外問わず多くの募集が来ているという。
現代版ノマド
有能な人材というものはまるで遊牧民のように定住せず、今や自分の技術1つで高く評価してくれる場所に国の枠を超えてどこでもやって来るようです。
ノマド
ノマド(nomad)は、英語で「遊牧民」の意味。近年、IT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルを指す言葉として定着した。このような働き方をノマドワーキング、こうした働き方をする人をノマドワーカーなどと呼ぶ。
~コトバンクより~
実際検索してみたらこちらのIT関係用語が優先的に検索に引っかかる。
ノマドと言えば
昭和生まれには牧草地で羊や牛を野放しにしてるイメージが強いのだが・・・
これからのIT時代求められるのはこんな人材
実際、どんな人が高い収入を得ているかという分析データが出ていた。
①英語が話せる
②積極的に転職する
③向学心・学習意欲が強い
④統計の知識
①英語を話せる
これは基本中の基本ようです。
②積極的に転職する
日本では転職はマイナスのイメージがあるようですが、海外ではキャリアアップと捉えて自分の価値を上げるものと評価される傾向にあるようです。
③向学心・学習意欲が強い
まあ、これは無いとダメですよね。時代は常に動いているんだから
④統計の知識
意外にこれが一番重要らしい。IT関係に強い人は多いが、数学をしっかりやってる人が必要となり、意外に少ないらしい。確かにいかに良いビックデータを持っていても良い活用方法が思いつかなければ宝の持ち腐れだろう。
日本の給与事情
日本も中国もトップ(社長)の資質はあまり変わらない
中間的なところの役職の能力が重要
それなのに、
上のアメリカ・マーサの調査のように日本は重役になるほど、役職給与では海外と大きな差があると指摘している。
現行の給与制度ではグローバル競争に勝てないと考えられる。
実際、インドや東南アジアで日本企業の給与は高くないというイメージだという。
日本に就職するメリットは「安定した終身雇用制」があるから希望する人がいるらしい。
これではピンキリのピンが日本で働こうとは到底思わない。
空転しつづける政府が「働き方改革」を声高にうたっているが、
少子高齢化が進む中、有能な人材確保はさらに困難になるだろう。
制度に頼らず、各企業が工夫して新し仕組みを考える時代になったのではないだろうか。